2015年1月25日日曜日

上がり框(かまち)

古い家だと玄関入って、廊下に上がるのに高い段差があると思います。あれ「上がり框(かまち)」というそうです。
 

うちの治療所も古いので、その上がり框があります。けっこう段差なので、踏み台を置いていますが。
この前患者さんを見送った時にふと思ったのですが、この框の部分に皆さん座らないんですね。現代の玄関に框がないからかもしれませんが、皆さん立って靴の脱ぎ履きをしています。

最近、スニーカーでも靴紐をほどくようにしているので、框に座ることが多いんですよね。そうすると、腰の負担が軽減されるんです。

緩めの靴で、脱ぎ履きをし易いんであれば別ですが、ブーツの人や、脱ぎ履きがしにくい靴であれば、框を使ったほうがいいと思います。

そのほうが、腰への負担は圧倒的に少ないですからね。ただ、足の筋力がない人は座ってから起き上がるのには、しんどいのかな?と。

寒い季節、とくに負担がかかりますので、うちで靴の脱ぎ履きする際は、框を使っていただければと思います。

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