2015年2月8日日曜日

針供養

 
 
2月8日と12月8日は針供養の日だそうです。
 
といっても、鍼灸の鍼のことではありませんけどね。皆さんが家庭で使う、縫い針です。
 
日本に古くからある、使って古くなって、折れたり、曲がったり、傷んだりした針を、神社などに納め供養する行事です。
 
今では、傷んだり、破れたりした服というのは、廃棄した新しいものを買うことが当たり前です。でも、一昔前は自分で縫って再利用する。
或いは、自分で裁縫ををして服を作るというのは当たり前でした。
 
そんな、暮らしに重要な服を作る針というのは、大事なものだったんでしょうね。それに、今と違い針というのは高価なものだったでしょうからね。
 
針違いではありますが、僕ら鍼灸師が使う鍼にも感謝したいと思います。
 
ちなみに、鍼灸で使う鍼は神社には納めませんし、普通に廃棄することはできません。専門の業者に引き取ってもらっています。

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