2016年12月9日金曜日

ヒートショック

朝晩冷え込むようになってきましたね。

布団から出るのが嫌になってきます。

さて、こんな冷え込むときに注意してほしいのが、「ヒートショック」です。


寒いところから、急に暖かいところへ、逆に暖かいところから急に寒いところへ。


といったように急な温度変化が体におよぼす悪影響のことを「ヒートショック」と言います。具体的な悪影響というのが、急激な血圧の上昇、下降により、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、くも膜下出血、失神などが起こることがあります。

例えば、急激に体温が下がると、体は体温を上げようととして、血液を全身に送ろうとします。全身に血液を送るために、血管を収縮させるわけです。運動しているときなんかがそういった状態ですね。

急激に体温が上がると、体温を下げようとしますから、血管を拡張させます。拡張させると血液の流れは緩やかになるので、脳にいく血液が低下しますので、貧血のようになったり、失神したりするわけです。

血圧の上昇で気を付けないといけないのは、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血、心筋梗塞ですね。

急激な温度変化以外の血圧が上がる要因
・朝の起床
・トイレ
・いきむ、踏ん張る
・怒る
・運動をする
・アルコールを飲む
・ストレス
・喫煙

ざくっとこんなところです。

冷え込むと何が危険かというと、これら血圧があがることが重なるということです。一つでもリスクは高いのに、2つ3つ重なって、リスクが倍増するということです。

起床とともに血圧上昇
寒さで血圧上昇
トイレで血圧上昇
朝の一服で血圧上昇

嫁に嫌味いわれ怒って血圧上昇
逆に怒られストレスがかかり血圧上昇

どうです。危険でしょ?(笑)

寒い脱衣所から、暖かい湯船にドボン!こういったことも気を付けてくださいね。プールのようにちょっとずつちょっとずつ、お湯をかけて慣らしてからです。


もともと血圧の高い人は要注意です!


うちの師匠のページに脳出血にでくわしたときの、はりを使った対処法がのっていましたんでリンクしておきます。鍼の本場中国では、鍼で脳出血や脳梗塞の治療をするのはポピュラーです。
救急車を呼ぶのはもちろんですが、隊員が来る間にやっておくといいのではないでしょうか。
脳出血に出くわしたときの対処法



大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
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電話:06-6821-3000

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