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2017年5月30日火曜日

トラウマ

戦争や大地震、津波、犯罪etc

恐怖、暴力、ショックなどを経験し、肉体的、精神的にダメージを負った際に、PTSD(心的外傷後ストレス障害を発症します。

最近でもありませんが、トラウマという言葉が世間に出てくるようになり、一度は聞いたことがある言葉かもしれません。

何カ月経過しても、恐い体験を思い出し、緊張、不安が続き、眠れない、頭痛がする、体が強張る、めまいや頭痛がするなどの、身体症状が出てきます。

あまり縁のないものと思われるかもしれませんが、身近にPTSDを発症することが溢れています。

例えば、先日引退を発表したプロゴルファーの宮里藍選手、引退理由を聞くと、肉体的な衰えではなく、精神的にきつかったことを挙げられていました。

調子がいいときに試合に勝てない。結果が出ない。

得意のパットが入らないことで、イップスになったとおっしゃっていました。

イップス
精神的な原因などにより、スポーツ動作に支障をきたし、今まで当たり前に出来ていたプレーができなくなる運動障害のことをいいます。下のリンクを参考にしてください。

宮里藍選手Numberの記事
元日本ハムファイターズ岩本勉選手の記事

PTSDとまではいきませんが、精神的なダメージ、プレッシャーなどを繰り返すことにより、肉体的な異常につながります。

私たち鍼灸院でも、珍しくないものです。来院される患者さんがPTSDのようなダメージをおっている方もいらっしゃいます。

例えば、
原因のわからない痛み
慢性的に続く痛み
事故
手術
医療過誤(刺鍼事故、手術の失敗など)

これらを経験している。

これらを経験すると、その後の様々なことにも直面します。

原因のわからない痛み
医療機関で色々な検査を受けても原因がわからない。患者が痛いと言っているのに、所見が出ないので相手にされない。痛いと言っているのに、「気のせいですよ。」と言われる。「気持ちの問題ですよ」「精神的なものですよ」と言われる。周りの人に「仮病じゃない」と言われたり、家族や友人にも理解してもらえなくなる。
病院をたらいまわし、色々な治療院、民間療法を渡り歩くなどして、もとの痛みが何かわからなくなる。

慢性的に続く痛み
原因のわからない痛みとリンクする部分ですが、持続的に続く痛みによる苦痛、医療機関での対応不備、治療しても治らないもどかしさ、永遠に続くのかもしれないという絶望感、治療にかかる時間やお金、労力に対するストレス。

事故
事故の相手がまともな人間でないと、事故後の対応不備、こちらが悪くないのに相手が嘘をついたり、逆切れする。治療にかかる時間、事故の痛みでの生活の苦痛、よくわからない相手のせいでひどい思いをしているといういらだちや腹立たしさ。人生を台無しにされたというショック。医療機関の対応不備。捻挫やむち打ちなので、検査による所見がないため、なかなか理解してもらえない。

手術、医療過誤
大きな手術をして症状に変化が出なかった場合、手術に失敗があった場合に、今までの痛みから解放されるという期待があるのでショックが何倍にもなって返ってくる。或いは、それらが起こった時に対応に不備があると、さらにショックが加わります。失敗してひどくなってるのに、医療機関側の不手際を認めてくれない。素っ気なくあしらわれる。

これらは、肉体的にダメージを負わされ、さらに精神的にもダメージが加わります。さらに大変なのは、継続して肉体的に痛み、つらさがあること、こんなはずじゃなかったという相手への憎しみや苛立ちが継続して続くことで、症状を悪化させ慢性化させてしまいます。

こいったことによりPTSDとなり、精神的にも肉体的にもダメージをおってしまいます。

そうすると、肉体的な治療だけをやっていても中々変化が出ません。患者さん自身も私はこれだけ悪いから治らないんだと思い込んでしまいます。何をしても治らないもどかしさ、絶望感は相当なものです。

それらを理解して、相手の痛みに寄り添って治療をする。

これも中々大変です。なぜ重症化しているのかというメカニズムを説明をしても、受け入れてもらえなかったり、精神的に病んでいると指摘されていると思い込んでしまい、話しを聞き入れてくれなくなる場合があります。

鍼灸院では、話をする時間、聞く時間を長くもてるので、患者さんの深い部分を知ることができます。肉体的な痛みを取りつつ、そういった患者さんの内なる部分に少しでも寄り添えることができれば、治療の方向性がプラスに上向いていきます。

どうやって、治療を組み立てていくかは、また次回に書こうと思います。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

2017年5月23日火曜日

ぎっくり、ぎっくり、ぎっくり



立て続けにぎっくり腰の患者さんが来院。

なんで、この時期に増えるのでしょうか?

暖かくなり、外で遊ぶことや動くことが増えます。筋力不足や運動不足も忘れて、動き回ります。そうすると、一気に筋肉が硬くなり、ケガをしやすくなります。

衣替え、お掃除など、暖かくなるとやることが増えますよね。普段しない姿勢、作業、長時間の同じ姿勢。

旅行やお出かけで長時間の移動。同じ姿勢で座りっぱなし、普段と違う寝具、普段と違う睡眠時間、夜遅くまで遊んだり、飲んだり。

カラダにかかる負担は増すばかりです。

楽しいからついついやり過ぎてしまいます。普段から疲労が溜まっていなければいいですけど、普段から疲労が溜まっている人は限界に達します。

その結果が、ギックリ腰。

原因
・背中側の筋肉の過緊張
・腸腰筋の過緊張
・仙腸関節の障害

例外としては、
・尿管結石の関連痛
・圧迫骨折

こういったところです。


・何か物をとろうとして
・くしゃみをして
・ふと屈んだ
・同じ姿勢から立ち上がろうとして

どの動きでなったかを分析すれば、その筋肉の緊張を鍼でとってやれば、痛みは無くなってきます。

気が付いたら、ちょっとづつ痛くなって、たてなくなったというのもあります。

ふくらはぎがつる時に、足を延ばしすぎて筋肉がロックしてしまう。疲労で痙攣してロックしてしまう。

こういったことが、深部の腸腰筋で起こっていると思っていただければわかりやすいかもしれません。深部の筋肉は意識がなかなかできないものです。わかりやすい指を動かすとか、足首を動かしたときは、この筋肉が収縮しているというのが、目に見えるので意識しやすいです。

しかし、深部の筋肉は目で見えないので、筋肉の走行もわかりづらい、普段どういった動きに使っているということがわかりません。

なので、腸腰筋が疲労していても、症状を感じていなければ意識がいきません。その動きをしても気が付きません。
なので、自分の気が付かないうちにぎっくり腰になってしまうということが起こります。

普段から、柔らかくしていればいいのですが、先ほど言ったように普段から使っている意識がないので、柔らかくしようとは思いません。これが厄介なところなんですね。

ほとんどの方が疲労しているのに、その意識はほとんどの方が感じていません。

そんなこともあり、痛みを感じていなくても、腸腰筋に刺鍼して、硬いんだ、痛いんだ、疲労しているんだを実感していただければと思います。




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2017年5月20日土曜日

同じ穴の狢

この前、鍼灸師の先生が治療にいらっしゃいました。

普通の患者さんと何ら変わりありません。おなじように問診して、動きを診て、体を診て、触診する。

原因となる場所を見つけて、鍼をうっていく。

置鍼して、鍼を抜く。


そういえば、鍼灸師やった。

ふと気が付きます。(笑) 

どんな反応やろか?効果は出ているかな?

普通の患者さんでも似たような心境にはなるのですが、試されている感が微妙に強くなります。自分で鍼をうったり、ストレッチをしたり、ご自身でやれることはやっているでしょうから。

来る前に色々な動きして、カラダをチェックしてきました。

実際におっしゃっていました。寝違えに似たような頸部と背部の痛みだったのですが、明確なきっかけ、原因はわからないっておっしゃていました。

今回は、頸部といっても棘筋という、背骨につく深部の小さな筋肉に注目しました。

寝違いの原因は棘筋

背中から視ている図です。赤く色が変わっている筋肉が棘筋になります。真ん中が背骨の突起になります。ほとんど真ん中です。

背中を反らす
背中、頸部を回旋させる
姿勢を安定させる

こういった動きをします。そう考えると、下向きが多い、同じ姿勢で力が入っている、踏ん張った、頸を右に向けて寝ていたetc

色々なことが考えられます。どれか一つが原因とはかぎりません。色々なことが重なったり、疲労が重なったり、ストレスが重なったり、マイナスの要因が重なって限界に達すると、体は悲鳴を上げます。

直後から大幅に軽減していたようなので、一安心でした。


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2017年5月18日木曜日

dance,dance.dance

ダンスをする方の体を診る機会が増え、世の中には自分の知らない世界が沢山あるのだと、改めて実感しています。

カラダが柔らかいのだけども、筋肉が硬いということ
男性のダンサーは、短距離アスリートのようなカラダになるということ
ダンススタジオが沢山あるということ
ダンス人口が多いということ

リズム感がない私からしたら、音に関わる何かをしている人は、それだけで凄いと感心してしまいます。

子どもに踊れと言われると、盆踊りやロボットダンスのようにギクシャクギクシャク。

ダンサーは、カラダ一つ誤魔化しがきかないので、日々のコンディション維持が大変です。柔らかくて可動域があるぶん負担は大きくなります。

指先まで動きや姿勢を意識するので、鍼灸による施術の変化にも敏感に反応します。普通の人が気が付かないことも、足の動きが全然違う、呼吸のしやすさが違うと。

いいことに気が付くということは、悪くなることにも気が付きます。

肩が前にきてしまう、腰を偏って使ってしまう。こっちの股関節が使えていない。

もともとの柔らかい体を、筋肉を柔らかくして、さらに使いやすいカラダにする。そんなコンディション維持に鍼灸を取り入れていただければと思います。


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2017年5月13日土曜日

鍼灸院のかかり方

「○○さんが、他の北京堂に行って、鍼やってもらったらしいですよ。」

「○○さん懐かしいですね。けど、僕が横浜いてたときも随分といらっしゃってなかったですけどね。あんなに凝るのに、鍼をこわがってらっしゃいましたから。」

「だいぶ限界だったみたいで、家の近所の北京堂にいったみたいですよ。そこで、生麦に通っていたと言ったら、80本くらい打たれて、治療の後車で動けなかったって言っていました。」

「○○さん、恐がっていたんで、本数も少なめでしたから、びっくりしたでしょうね。通っていたって言ったから慣れていると思ったのかもしれませんね。」

患者さんとの話です。

北京堂あるあるですね。

引っ越しや自宅の近所だということで、よその北京堂で施術を受けていた方が、いらっしゃるということがあります。

うちでは、前のところでどういった施術を受けたとか、本数はどれくらいだったとか、受けていた時と今の症状の違いなどを確認します。

「もしかしたら、以前の治療より、刺激が物足りなく感じるかもしれません。その際は言っていただければ、太さや本数を調整しますので言ってください。」

このようにお伝えします。基本は症状ありきなので、今の状態を確認して太さや本数を決めていくのです。それで、効果がいまいちでしたら随時調整するというのは、北京堂だからに限ったことではありません。

北京堂でも各先生によって、微妙にやり方が違います。もちろん基本となる部分は同じなのですが、先生の性格、人間性、経験などから、微妙に違うんです。
うちは、ソフトなやり方から、ハードなやり方まで一通りやりますので、ソフトなやり方しか経験していない人が、他に行ってハードなやり方を経験するとびっくりするかもしれません。

今回の○○さんもそうだったようです。比べられるというプレッシャーがあるので、ついついがっつりとやってしまうという心理になったのかもしれません。
まったく関連のない鍼灸院だとか治療院だったら、余計なフィルターはないでしょうからね。


僕も以前はそんな感じだったんですけど、よそで刺激が強すぎたという方がいらっしゃるようになったときに、これはいかんとなったわけです。治療法よりも患者さんの今の症状を診ないとと。

なので、以前の治療で効果が出ているのか、満足しているのか、鍼の耐性はどんなものか、色々な角度で診るようにしています。

うちに通っていた方が、引っ越しなどで他に行く際は、刺激量、太さ、本数、行く先の先生のスタイルお伝えしています。最近は、知らない先生もいらっしゃるのでなんとも難しい部分でもありますが。

正直に聞く、伝える

当たり前のことですが、つい見逃してしまう場合があります。気を付けないといけませんね。


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2017年5月12日金曜日

視るちから、聞くちから

先日、町の自転車屋に行った時の話です。

個人でやっている自転車屋さんで、おじいちゃんが切り盛りしているお店です。店の中のパーツなんかをみると、かなり本格的な感じです。


15年以上乗っている自転車がボロボロになってきて、後ろのホイールがぶれるようになってきました。さすがに普段使いにはしていなくて、現在は専ら雨用として使ってます。気に入っているのでなかなか捨てれません。

後輪のハブの部分にガタがきているので、交換が必要かと思っていたのですが、換えるとそれなりにお値段がするので、悩ましいところなんです。

みるとハブのワッシャーが外れているので、これをつければなんとかなるんじゃないかと思って、自転車屋さんにいったんです。自分でやってみたんですけど、すぐ外れるんですよね。

「後輪のワッシャーが外れているんですけど、これって何とかなりますか?」

「自転車は車やからね。ちゃんと点検してやらないといかんよ。うちは、そのへんのプラモデル屋とは違うからね。」ボロボロの自転車をみて、呆れた感じです。プラモデル屋とは、あちこちにある大きな自転車屋さんのことのようです。

「調整したら走れるようになるよ。」

「走れてはいるんでいいんですけど、このワッシャーはなんとかなりますか?」

「それはわかっている、走れるというのはしっかりとね。チェーンがたるんでいるね。しっかり張っておかないと。」

「はいそれは知っているんですけど、そのワッシャーは?」

工具で、色々やっているがワッシャーはなんとかならないようです。

「はいこれでOK。ちゃんと走れるようになったから。」

「あのこのワッシャーは何とかならないんですか?」

「これは、ハブをばらさないといけない。全部とらないといけないから結構かかるよ。」

「…。」

ボロボロの自転車を持って行っているこっちも悪いのですが、ワッシャー以外の症状は知ってるし、ばらさないでなんとかしてくれるかを聞いていたんですけどね。うまいこと伝わりません。

このご時世、色々なことがネットにあふれかえっています。もちろん間違った情報もありますが、ある程度のことはわかります。

お客=素人

ではなくなってきています。素人は素人なのですが、頭でっかちな素人です。僕もその典型です。
情報があるのである程度わかるわけです。ただ。それがどれだけ大変か面倒か、すべての情報が手に入るわけではありません。本質を知らなかったり、付随する細かいことを知らなかったり。

この微妙な感じが難しい。

伝える場合も、受けとる場合も。

ボロボロで、しっかりとメンテナンスができていない自転車を視て、今できることをやってくれたのかもしれません。ボロボロの自転車をみて、説明しても無駄だと思ったのかもしれません。

これ、僕ら鍼灸の現場でもありえるんです。

今ってカラダの事、痛み、病気のことはネットで色々なことがわかるので、患者さんのほうが詳しい場合もあります。

ご自身の病気や痛みに関して、色々な病院、治療所を受診していたり、徹底的に調べているので、知らない治療法を教えてもらったりすることもあります。

しかし、色々な情報をもっているけど、正確な情報を得ていなかったり、間違った治療をしていたりする場合もあります。

或いは、色々な治療をやったために、元の原因以外の場所も悪くり、重症化していることもあります。

患者さんも説明するのが面倒になっていて、聞いてもはっきり答えてくれない場合があったり、こちらが患者さんの意図する回答をできていなかったりする場合があります。

口ぶりから知っていると思っていたら知っていなかったり、知らないと思っていたら知っていたり。

口ぶりや表情、色々なことを注意しないといけないですよね。セルフジャッジせず、確認したり、こちらが迷うようであれば正直に聞いてみることが必要です。

上から目線にならないように、症状や体をしっかりと診るようにしないといけません。




大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
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2017年5月4日木曜日

GW中

長期休みになると、町の医療機関が休みになります。
他の鍼灸院や整骨院も同様です。

不調が出たとき、不意なぎっくり腰になった時、寝違えたとき、それらの医療機関が休みなので、うちの出番になるわけです。

うちを知っていただくいい機会、鍼を知っていただくいい機会になるわけです。

引っ越しや転勤してきた人は、新しい街の情報をネットで検索します。うちは割と検索の上位に表示されているので、以前からそういった人たちには選んでいただいていたのではないかと思っています。

一方、どこかかかりつけの鍼灸院があると、なかなか他に目を向けていただくことは難しいのです。そこの施術に満足していなければ、こちらに目が向きますが、満足していたり、長年の付き合いがあったりすると難しいのです。

長期休みですと、そういった付き合いのある鍼灸院が休みの場合もあります。そう言った場合はチャンスなんですね。

鍼灸の良さ、BABA鍼灸北京堂大阪の良さを知っていただきたいと思います。

連休もまだまだですね。不調のあるかた、近所の鍼灸院がしまっていて困っている方、お待ちしております。

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2017年5月1日月曜日

北京堂新潟



島根県の松江の北京堂院長の吉村先生が、地元新潟に戻り「北京堂 新潟」をオープンしました。

北京堂発祥の松江で鍛えられた技術をそのままに、新潟でも北京堂の深部にしっかり響く鍼を受けられるようになりました。

新潟方面の日本海側の人で、北京堂がなくて困っていた方は要チェックです。

北京堂新潟
〒950-2054
新潟県新潟市西区寺尾東1-3-8
tel:025-369-4158