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2017年6月3日土曜日

続・トラウマ



まずもって、当たり前のことのなのですが患者さんとのコミュニケーション、対話が非常に重要になります。

痛みの背景を知らなければ、ただ痛みに対して治療を行うだけでは、効果はでません。

なので、忙しい病院や治療院では、かなり難しいのです。

病院や治療院では、患者さんのカラダを診ます。初めに最低限の問診はありますが、身体所見を診ることがメインなので、痛みの背景にフォーカスされることはほとんどありません。

痛みに対して検査を行い、それに対して薬や湿布を処方したり、電気療法やマッサージなどを行います。

ということは、検査で異常が診られないと、診ることはできないのです。

なぜ、医療機関で診れないかというと、保険制度を利用しているからです。病名が出て、それに対して治療をして、保険請求を行う。

病名がないと保険請求はできません。

痛みというのは主観的なものなので、客観的(画像、数値など)なものにしないといけません。

極端に言うと、嘘で痛い痛いといって、通院するなんてこともあるわけですね。たまに、ニュースになりますね。保険の違法請求です。

なので、客観的な所見がないと、病院では相手されない。

話もそこそこ、検査をして、病気ではない。あなたは異状なし。

当然、納得がいきません。これだけ痛いのに、何で???話も聞いてくれないし、ちゃんと検査をしてくれないし。

病院は信用できない。医師は信用できない。

医療不信になってしまいます。説明する時間がなかったり、説明しても理解を得られなかったり、様々な誤解、勘違いが状態を悪化させます。


前置きは長くなりましたが、まずは患者さんの話を丁寧に聞く

ここからがスタートです。そんなこと?と思われるかもしれませんが、とても重要です。
患者さんは、今までの溜まっていたものがあるので、最初は脈絡なく、色々なことを話されるかもしれません。

それら、一つ一つ。いつ、どこで誰が、誰と、どうやって、どのようになど、基本的なことを聞いて、もともとの原因を探る必要があります。

様々な情報を分析
・本来の原因からのものなのか
・後から慢性化の過程で出てきたものなのか
・必要な情報か
・訴えている痛みに器質的な問題がないか
・痛みを増幅させる要因は何か

分析をもとに、身体的な痛みの治療を行います。原因を取り除こうと思わなくてもいいので、少しでもいい状態をキープできるように、いい状態を覚えてもらうようにします。

効果は少なくても、コツコツとやる必要があります。その際に、体の変化をしっかりカルテに記録です。できなかった動きができるようになる。可動域がアップする。痛みの持続時間の増減、触診時の筋肉の硬さなどを把握し、改善がみられている部分を患者さんに報告。記録にして主観的なものを、すこしでも客観的にしていく。

セルフケアをやれるようになる

鍼灸師が治療に関わる時間は、長くても3時間くらいでしょうか。長く感じるかもしれませんが、一日の時間を考えると、ご自身でセルフケアができれば、治療に使える時間というのが非常に長くなります。

自分で、何かに取り組む

今まで、痛みやカラダにばかりフォーカスしていたものを、違うところにもっていく。さらにそれが、体にプラスになることであれば、なお一層いいわけです。

慢性痛患者のためのセルケアプログラム

非常にわかりやすいものがあるので、こちらを参考にしていただき、取り組んでいただきたいと思います。上のリンクはPDFになっていますので、ダウンロードしていただければと思います。

自分で取り組むということは、自分で動くということになります。じぶんで何かする。
そうすると、脳内がマイナスの作用から、プラスの作用に変わってきます。

脳から痛みを抑制する物質がでたり、痛みを抑制する指令を送ったりします。
セルフケアに集中することにより、痛みを考える時間が減ります。

痛みというのは脳の異常興奮です。その異常興奮が、収縮しろ収縮しろと、筋肉に指令を送ります。その指令により筋肉が硬くなり、血流が悪くなり、動きを悪くしたり、痛みを発したりします。

セルケアの集中で、異常興奮が軽減し、体の異常収縮が減ってきますので、少しづつ筋肉が緩まってきます。そうすると、動きやすさが出てきますし、痛みも軽減してきます。

鍼灸の治療は、筋肉を緩めるのには効果的です。筋肉を緩め、脳からの異常興奮を外から抑制し、セルケアをすることにより、内からの抑制もプラスします。

これらを両立できれば、痛みは軽減してきます。

実際のPTSDの治療ではありませんが、鍼灸院でできる治療となります。鍼灸でやる場所やツボに関しては、症状によってそれぞれ違うので、具体的にここというのはありません。

よく、腰痛にはこのツボ、便秘にはここみたいなのがありますが、あくまで一般的に効果的といわれるツボです。実際にその人に合うかどうかはわかりません。それと同じで、PTSDだから、これ!というものはありません。

魔法や奇跡はありません。

コツコツ根気よくです。





大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
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