2017年8月29日火曜日

祝い花

お店を新規開店すると、お祝いとしてお花をいただきます。豪華に店の前に飾れるスタンド花、胡蝶蘭など様々です。

去年、当院の開業祝いにも沢山の花をいただきました。



さて、ヤフーのニュースにこんな記事がありました。

中部、関西ではなじみ深いのですかね?

祝い花は早くに持ち帰ってもらったほうが、繁盛の証拠とされているとか。

花は痛む前に持ち帰っていただいたほうがいい。

そんな感じのようです。これ、知らなかったんですよ。知らないおばさんが持っていくのを見てびっくりしたことを覚えています。

確かに理にかなっているといえば、かなっているのですが、記事にあるように開店前にもっていかれると、いかがなものかと。或いは、何か一言ほしいですよね。

開店おめでとうございます。
ショップカードをいただいていいですか?

とか、交流があってもいいかと。
うちにいらっしゃっているホステスさんが、新人の子の祝いやイベントなんでしょっちゅうお花を出すから、近所の人がわっかっていて出したらすぐ持っていく人がおるって言ってました。

〇月〇日〇時〇分までは、お花をもっていかないように。

この記事のように、こうやって書いておくのがいいかもしれませんね。

せっかくのお祝いですから、ただ持っていくだけではなく、上に書いたように、店の人と交流できるような慣習になればいいですよね。


大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

2017年8月28日月曜日

9月3日(日)の午後診を休診とさせていただきます。

9月3日(日)は、母校の勉強会に出席のため、午後診を休診とさせていただきます。

午前中は、11時30分が最終受付となります。よろしくお願いします。







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2017年8月24日木曜日

やるのかやらないのか

ダンスを指導している方が、子供は余計なことを考えないので、飛んだり跳ねたり、恐いもの知らずでやる。なので上達が早い。
一方大人は、ケガしたらどうしよ、これはできないな、この動き俺にはちょっと、この動きをするためには、これとこれができないといけないからう~んといった具合に、知識や経験などがあるために、ブレーキをかけてしまう。だから、なかなか上達しない。

ようはやるかやらないか、この違いです。

色々な部分をはしょっているので、伝わらない部分もあるかもしれません。

それに、大人の場合、柔軟性、瞬発力、判断力、バランス、体の協調性など、あらゆる面で低下している場合があるので、仕方のないことなのですが、大人に関わらず子どもでも、やるかやらないかで大きく変わります。

ブレーキをかけると、筋肉は収縮して硬くなります。可動域は狭くなります。すべての動きの作用にストップをかけるので、できるものも出来なくなります。

一方、おもいっきりやってみると、体は収縮していないので、普段の可動域、力のかけ具合、全てにおいてアクセルを踏んでいます。能力以上のことは無理ですが、できないとおもわれているものも出来る場合があります。

勝てないと思っている相手には、絶対勝てません。勝てる、勝つぞと思っていないとかてないわけです。

体格差で劣る外人選手には、体の構造上勝てないと思っていたら、勝てない。モンゴロイドだから、農耕民族だから???
勝てると思ってプレーしたから、ラグビー日本代表は、南アフリカ代表に勝利することができました。

確かに、体格差で劣るアジア人が黒人を相手に勝つことは難しいかもしれませんが、何か方法はあるはずです。

ダンサーの大前光市さんが当院のコンデイション維持に利用されています。リオパラリンピックの閉会式でダンスをされた方なのですが、左足の膝から下がありません。義足です。義足のダンサーです。
ネットで名前を検索していただければ、そういったことは書かれていますのでご覧になってください。

大前さんのブログはこちら

義足でありながら、ダンスの一線で活躍されています。



「ブレーキをかけていたら、いつまでたってもできないですよ。常にアクセルを踏むようにしないと。

きっかけなんて些細な事です。褒められる、出来る、注目される、自信がもてるきっかけがあれば、誰でもできるようになる。最初は出来なくても、できるようになるために、自分から練習するようになります。眼の色が変わって、キラキラするようになりますから。」


そんな風におっしゃっていました。
そんな大前さん、毎回の施術は表裏合わせて、200本以上の鍼を打ちます。全身くまなくほぐして、いい状態をキープするためです。

「メンテナンスは練習と同じくらい大事です。これをしっかりとしていないと、ケガにもつながるし、いいパフォーマンスが発揮できない。固い筋肉でやるからケガをするし、スポーツ障害にもなる。だから、練習と同じくらい大事なんです。」

ダンスはコアの筋肉を酷使します。
脊柱起立筋、大腰筋、腸骨筋、臀部筋肉、外旋六筋など、そういった深部の筋肉を緩めるのには、長い鍼も使える北京堂式の鍼が最適です。
足をもっとスッと挙げるようになりたい。そんな方に是非体感していただければと思います。




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2017年8月21日月曜日

精神or肉体

楽しいゴルフに打ち込む、精神的には満ち足りる。わくわくする、成し遂げた時の達成感、できなかったことが出来た時、スコアを更新した時の喜び、そのために練習に打ち込む。
毎日数時間。多少の疲れや痛みも、ゴルフのためなら。

腰痛、手首の痛み、肘の痛み。

痛みを我慢してゴルフゴルフゴルフ。

精神的には満ち足りているが、肉体的にはボロボロ。


ここの「ゴルフ」をご自身の好きなものに当てはめてみましょう。ゲーム?音楽?スポーツ?ダンス?ヨガ?仕事?サーフィン?バイク?車?子育て?人付き合い?

鍼灸院をやっていると、スポーツ愛好家や趣味に打ち込む人が、それらに打ち込みすぎるために、痛みやケガを伴って、施術に受けにいらっしゃる方が多くいます。

サーフィン、スケボー、スノーボード、野球、サーフスキー、ヨガ、ダンスetc

楽しいことをすると、脳から様々な物質が放出されます。その中には、鎮痛物質や快楽物質も放出されるので、ついついやりすぎてしまいます。

この状態になっていると、休む、止めるということができなくなってきます。

そんなに痛かったら止めたらいいのに、休んだらいいのに。

普通の人は、そう思います。でも止めれません。楽しいから、心地いいから、これがあるから仕事の辛いことも乗り切れる。

不思議なものです。止めたほうがいいとわかっているのに止められない。麻薬のようなものです。


一方、精神的に苦痛だけど、肉体的には楽なものもあります。例えば、クレーム担当のオペレーター。
毎日お客さんの苦情を聞きます。罵声を浴びせられます。しかし、体を動かすわけではありませんので、肉体的な苦痛は少ないわけです。しかも、お金がもらえます。スポーツや趣味の場合、プロでなければ、報酬があるわけではありません。下手したら、お金を支払ってやっている場合もあります。

どっちがいいのでしょうか?

結局、本人が選んでいるので、どちらでも構わないのです。

鍼灸院をやっているので、どんどんやっていただいて体を痛めていただいたほうが、鍼灸院的にはありがたいわけです。

ただ、悩ましいことでもあるのです。鍼灸施術をして状態が良くなる、またスポーツに打ち込む、痛める、ケガをする。鍼灸施術をして、スポーツに打ち込む。

当然、それだけではいけないということで、セルフケアや筋トレなどもやってもらいます。そうするとどうなるか、もっとやってしまいます。出来る体になってしまうと、もっともっととなるわけです。

注:もちろん、そうならない人もいてます。ただ、何かに打ち込む方のほとんどが、こうなります。


仕事なんかでもそうかもしれません。今まで二人でやっていたことを、一人で試験的にやってみる。なんとかやってしまうと、一人で出来るやん。ってなってしまい、ずーっと一人でやることになる。

うちのスタンスは、精神的に充実していたり、本人がやりたいのであれば、そのために全力でサポートします。
もちろん、リスクやそれ以上やるとどうなる。この症状が出てきたら、ストップをかけましょうということは、説明します。こんなこと言っていますが、言っても聞かないというのが現状なんですけどね。(笑)

わかってるんですけどね~。

これにお答えできる鍼灸院でありたいと思っています。


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2017年8月18日金曜日

見学者


ひろしくんのとこ行ってはりの勉強いい?


甥っ子からのライン。この春から鍼灸の学生なんです。メインはスポーツトレーナーらしいのですが、鍼灸の免許を取得できるとのこと。

不思議なものです。

今の長男くらいの頃に、私の部屋をのぞき込んで遊びに来ていた甥っ子が、大学生になり鍼灸をやろうとしている。今でも、部屋のカーペーットのラインを使って、ミニカーを大量に並べて遊んでいたあの頃が目に浮かびます。

嬉しいものです。せっかくなんで、鍼を打ってもらうことに。

まだ1年なので、人にやるのは足の三里というツボしかやったことがないとのこと。

おぉ~、自分にもそんな時があったな~と感慨深いです。今となっては、雨あられと鍼をうちまくる鍼灸師になってしまいました。当時の自分からは今の自分は全く想像つきません。

鍼灸師は、鍼を打ってナンボです。

色々なところに鍼をして、感触を覚えていくしかありません。筋肉、腱、靭帯、骨、神経、血管。どんな手応えで、どんな反応か。知らないと、治療どころではありませんからね。

腰や足、色々なところにやってもらいます。初心者の難関切皮痛はありません。おぉ~うまいことやってるやん。



感心するおじさん。

定規でなにか測っています。どうやら、真っすぐに刺入しないといけないようで、その角度を測る定規が学校から支給されているようです。

自分の頃とは違うもんです。

せっかくなんで、色々な鍼を体験してもらおうと、パルスや運動鍼、頭鍼、灸頭鍼。3寸の鍼はお預けです。(笑)

鍼灸の良さ、奥深さを実感してもらって、鍼灸を仕事にする楽しさを知ってもらえたらと思います。鍼灸師で鍼を受けるのが苦手、信用していない。なんてこともよく聞きます。

残念でしかたないのですが、そんな鍼灸師にはなってほしくないのでね。

寡黙で自分から多くを語らない甥っ子ですが、実際の臨床を見てもらったりで、いい勉強になるんじゃないかと思っています。

体も大きくなり、筋肉も私よりもありますが、あの頃の甥っ子のままです。しかし、相槌や雰囲気、当然ですが兄によく似ています。これまた不思議な感じです。




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第二子誕生



 わたし事ですが、第二子が誕生しました。

ちょっとおしるしかもしれない。トイレに行きたいから起こして

起こされて、妻の手を取ります。

どう?用意しよか?

う~ん。微妙やけど違ったみたい。ちょっと様子見る。

再び就寝。4時半くらいですかね。

ちょっと、きてるかもしれん。

起こされます。すぐに飛び起き、準備です。着替えや子供のおもちゃ、もろもろを用意します。まだ陣痛の間隔は迫ったものではないようなので、妻も余裕です。

一人目の時は、私は横浜で、妻は里帰りで大阪だったので、この感じは初めてです。今回は立ち会えます。なんとなく女性の領域のような気がして、立ち合いは遠慮していたんですけど、妻からあの辛さを少しでも分かち合ってほしいとの言われまして。

職業柄の興味もありますし。少しテンションは上がります。なんでしょうね、非常事態の時のテンション。昔、第二次大戦中のイギリスでは、ドイツの空爆にさらされているにも関わらず、仕事や生活は通常通りだったと言われています。くしくも終戦記念日に陣痛が始まる。

水曜日にくればいいね。

そんなふうに言って、前日に三人で散歩したところです。



長男を起こし、車に乗り込みます。長男もどこかに遊びに行くかのように、少し楽しそうです。運転中妻の様子を伺いますが、まだ大丈夫と。

車内はアデルの歌声が響き、なんだか荘厳な感じです。これから待ち受ける馬場家の戦いにぴったりですね。

病院に到着、妻は診察です。長男とどうなるんやろな~なんて話ながら。
あわただしく、助産師さんや看護師さんが手際よく動いてくれています。

分娩室に案内されます。間接照明で落ち着いた雰囲気です。

妻はベッドに寝かせられ、陣痛の度合、心拍数などがわるモニターがセットされます。

この数字が上がってくると、陣痛がきつくなるから

妻に言われ、へ~と思いながら、助産師さんがマッサージをしたり、点滴をセットしたり、準備が整ってきます。

ご主人が鍼灸師だから、ツボを押してもらったりして、楽に出産できるかもしれませんね~。

助産師さんに言われ、俺の職業ばれてると思いながら、何処を指圧しようか、足や腰やお尻を探ります。

陣痛の時は会陰を押してください。前に助産師さんに言われていたのですが、押す機会がありません。

モニターの下を見ると、テニスボールが何個もおかれています。なるほど、こいつを使えということです。
そんなこんなで見ていると

キタキタキタ、痛い痛い

妻がつらそうです。テニスボールを使い、腰や仙骨のあたりを押しまくります。指でやったら大変なことになりそうだったので、ひたすらテニスボールを使い、私の体重をかけて圧力をかけます。

ちなみに妻は横向きです。

助産師さんが、子宮の状態を確認しています。少し開いてきていますね。まだ、大丈夫なんで少し外しますね。

家族三人です。長男も足をモミモミ。妻も余裕です。

どんな感じ?

う~ん早く生れそう。7時くらいかな?

病院についたのは4時半くらいで、30分以上経過しています。5分間隔くらいでくる陣痛の度にテニスボールで押圧。これだけでだいぶ楽なようです。

長男は飽きてきたようで、家帰りたい、外に遊びに行きたいとウダウダ言っています。

助産師さんも3人になり、踏ん張りようのレバーやシーツや色々セットされていきます。ベテラン助産師さんは、冷静にあれやこれや話ながら、手際よくセットしていきます。他の患者さんからの電話や、先生を呼ぶタイミングなどを話し合っています。

先生は来ないんやね~と感心。助産師さんが取り上げるんやと察しがつきます。

子宮をチェックしながら、数センチまた大きくみえてきましたと。

どんなんか気になるんで、下にまわり覗きますが、外からだとよくわかりません。
陣痛がやってきて、妻が苦悶の表情です。私の手を握りますが、握るというより、爪でえぐりそうな勢いです。これは恐いなと思いながら握りなおします。

そうそう、まだいきらないで先の方に出す感じ。そうそう上手上手、その感じ。お母さん上手上手。

何がどう上手なんかわかりません。すかさずのぞき込みますがよくわかりません。(笑)

もう一回はい、そうそうもうちょっと足をこう、そうそうそう、あ~上手上手そうそう。

相変わらず何がどう上手かわかりませんが、助産師さん3人のチームワークがいい感じです。すかさず先生に電話しています。

長男は、一連の光景を目にして、恐くなったようで布団にくるまってこちらの様子を伺っています。

はい頑張って、そうそうふーふー、赤ちゃん半分くらい出てきた、そうそうふうふう。もう力抜いて、そうそう。
頑張れ頑張れ、そうそう出てきた出てきた。はい赤ちゃん出てきた~。

おぎゃー!おぎゃー!おぎゃー!

元気な声で鳴いています。おぉ~出てきた出てきたです。髪の毛もしっかりあります。取り上げた瞬間は先生いてません。こんな感じ??です。

相変わらず長男は怖がって近寄ってきません。助産師さんが身長や体重をチェック、その他、目や鼻、各パーツのチェックをしています。先生が登場して子宮の状態をチェックしています。少し切ったそうなので、麻酔をして、縫合しています。
こんな機会はなかなかないので、先生の縫合をチェック。おぉ~そんな感じで。ゆっくりですが手際よく縫っています。

かなり裂けました?

いや、そんな大したことないですよ。

3038g。男の子です。いやー赤ちゃん、妻ともに頑張りました。赤ちゃんは手足を動かしたり、目を開けたり、なにか呻いたり、元気です。

助産師さんが胎盤を見せてくれます。

立派なたいばんですよ~。ほらここしっかりしてます。へ~って見てたら、長男にも見せに行ってます。

ほら立派でしょ。ここ、この中に赤ちゃんが入っていたんですよ~。

う~わ、ぶにょぶにょ。

完全にグロテスクなホルモンですが、長男は平気なようです。助産師さんもよく子どもに見せるな~と感心してしまいます。

さて、生命の誕生です。感動とかはありませんが、長男の時よりも父親の実感があります。(笑)妻はこれを体感して欲しかったんですね。

病院に到着して、2時間くらいです。いや~いい経験させていただきました。お盆に産まれたということもあり、沢山の方が面会に来てくれました。

これから忙しくなります。



今日のmusic,,,,Hello@Adele"

2017年8月13日日曜日

気持ちのいい人たち


いま子供服作っている、友達が枚方の蔦屋でポップアップストアやってて明日夕方にハッシーそのDM持って行くけどいい?


友人からラインが入る。

この友人、うちのロゴや店舗のイメージをディレクションしてくれた人で、中学時代の同級生です。野球部のエースで中一の時はよく遊んだんですけど、それ以降はプライベートで遊ぶなんてことはなく、再会したのは30歳くらいだったでしょうか?

デザインの仕事をしているなんてことは当時からは想像もできるはずもなく、向こうからしても自分が鍼灸師になっているなんてことも、想像はできなかったのではないかと思うのですが、そんな再開。その時は大阪で野球部の同窓会を兼ねて集まっただけなのですが、その後横浜に行った際に連絡を取ってまた再会。

年に1回会うか会わないか、まぁそんな感じでしたが、大阪に戻って鍼灸院を開くからロゴお願いしていいかな?と言ってからは、ちょくちょく連絡を取るようにになる。

そうすると、家族を紹介してもらったり、友人を紹介してもらったり。会う人会う人の感じが心地いい人ばかり。

話してても一緒にいても嫌な感じは全く感じない。

実際、内の鍼灸院のお手本というか参考にさせてもらった、ジュエリーデザイナーの工房に行った時も、そんな空間で、そんな人でした。

世の中こんな感じだったら、もっと平和になるのにな~なんて漠然と思う次第。


そんな友人のおススメなんで、気になりましてね。あとはハッシーも面白いことをやるんでこれまた気になっていたんで行ってきたんですよ。


これはこれで、面白かったんですけど。気になるかたは、ヘンナーベンダーでググってみてください。


出来上がったのがこれです。(笑)店に飾ってます。

そんなこんなで、子供服を作ってる方ともお話をしたんですけど、これまた心地のいい人たちでね。

なんか、こういうマインドでありたいな~と思いました。自分が感じたような、こんないい印象を、患者さんに与えられるような鍼灸師でありたい。そんなことを考える一日でした。

痛みやネガティブな印象の強い、医療や鍼灸で、そういったことで少しでもプラスにしたいと思います。



大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
BABA鍼灸北京堂大阪
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2017年8月12日土曜日

行岡鍼灸専門学校


私の母校は、天六にある行岡鍼灸専門学校です。卒業して10年になるのですが、縁あってこちらの学術講習会に講師として呼ばれることになりました。

在校生や卒業生に、鍼灸で頑張ってるよってのをみせてほしいとの依頼でした。軽く引き受けたのですが、ベテラン先生に混じっての実技演習やシンポジウム、う~んという感じです。

他の先生方が、経絡や古典などの刺激の少ない鍼のやり方なので、それとは違う刺激の強いやり方を見せてほしいとのことです。



丁度師匠が、「超初心者用鍼灸院治療マニュアル」を出版していたので、その弟子ということで都合が良かったようです。

兄弟子の二天堂中野先生は、卒後研修の受け入れをされるようですし、北京堂のやり方がもっと普及するといいなぁと思っています。

最近の傾向として、色々な情報がありすぎるので、鍼の数や深さ、鍼の長さなど、色々な面で一歩踏み込めない鍼灸師が多いようです。石川での勉強会でもそうでしたが、うちのやり方は、一般の鍼灸師には人気はないのかもしれません。

きちっと習得すれば、安全にしっかりと効果の出せる治療法なので、多くの方に知ってほしいと思っています。北京堂式の普及は僕ら弟子の使命でもありますしね。(笑)

同級生にも会えるみたいなので楽しみです。


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2017年8月11日金曜日

電子マネー対応


今までの、クレジット決済、楽天ペイ決済に加えて、各種電子マネーに対応しています。

Apple Pay、Andoroid Pay、ICOCA、Suica、pasmo、nanaco、QUIC pay、iD payなどに対応しています。

鍼灸院のお支払いに使っていただき、どんどんポイントを貯めてください。


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2017年8月10日木曜日

大腸検査そして


わたし事ですが、大腸検査と痔の治療(ジオン注射)を受けてきました。

恥ずかしい話ですが、痔のほうは5年くらいになるかもしれません。当初はたまに出血する程度でしたが、痔核というものが外に出るくらいになっていました。

ジオン注射の治療こちらを参照

横浜にいてる時から気にはなっていて、手術をした患者さんにおススメの病院などを聞いていたのですが、タイミングを逃してましてね。

いよいよ、排便の度に痔核が脱出するのが面倒になってきたので、病院にいったわけです。病院は池田市にある「こじまクリニック」でお世話になりました。

なんで、池田にまでと思うかもしれませんね。学生の頃、病院での採血、生検などの検体を集めるバイトをしていたことがあって、そこで働いていた友達に聞いたら、ここを勧められたんですよ。

大阪の病院で困ったら、とりあえず聞くようにしています。病院の評判、流行っている流行っていない、先生の人柄など知っているので、確かなんです。

なので、遠路はるばる行ってきました。術後の面倒を考えたら近くにしておけばよかったと悔やまれますが、治療実績や専門性を考えたらよかったかなと。治療をしてくれた先生が横浜で私が行こうと思っていた胃腸肛門科の病院で修行していたりと、人柄も良かったです。

さて、念のためということで大腸健診もしたのですが、これが前日から食事制限がありましてね。下剤を飲んで腸を空っぽにしないといけなかったりと、まぁ大変でした。


痔核の切除手術になると相当痛いみたいでね。その横浜の病院だったら1週間入院するとお話しがありました。

それ滅茶滅茶痛いやってことですね。

そうですね。うちは入院設備がないので日帰りにしています。患者さんそれぞれですし、切除したほうが根治になりますので確かです。

う~ん。ちなみに術後はどんな感じで?

3,4日は仕事を休んでいただきます。

大変ですやん。3,4日休むって相当痛いってことですね~。う~ん。

BABAさんの状態でしたら、ジオン注射で様子をみられてもいいと思いますよ。

じゃ~注射で。

恐れをなしてしまいました。(笑)
後で母親にそんな話をしたら、義理兄さんが痔核の根治術をうけたことがあるしく、散々な目にあったって言ってたとのこと。まぁどっちがいいのかは、何年か経過してからだと思います。

検査や注射は麻酔下で行うので、まったく記憶がありません。
通常の倍打っておきました。
という言葉だけは残っています。その後麻酔が抜けるまで、院のベッドで安静です。尿が出るまで帰れないようです。

これが大変でね。

術後の尿量低下について」こちらにリンク


詳しくはリンクを参照していただければいいのですが、術後血管内、細部内から水分が出て行ってしまって脱水症状になるようです。おしっこがでることによって、通常通り血管内に水分が入り、腎臓でろ過され排泄されているということを確認するようです。

2回出ないとだめみたいで、2回目が一向に出ない。点滴の水分補給も3パック、利尿剤も2回投与されました。

おかげでフラフラでした。

大腸検査の後の食事が美味しいと聞いていたのですが、フラフラなためにうどんを1杯食べるのが精いっぱいで。(笑)

ただまぁ空腹が止まらなかったので、その後そうめんとゴーヤチャンプルー、きんつばなどをいただきました。

いまだに、お腹がグルグルと動きとまりません。

こういうのを経験すると、年齢を重ねてからの検査や手術というのは、大変だろうなとつくづく思います。体力が低下していてのダメージは肉体的にも精神的にもダメージがきつそうです。

あらためて、食事、運動、睡眠をしっかりして、体力をつけておかないといけないな~と思いました。



間食が止まりません。(笑)


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2017年8月7日月曜日

夏こそ



夏の暑さが尋常でない

昨日の大阪の最高気温は37℃

これだけ暑いと、人間に備わっている体の機能や機構に大きな負担が出てきます。人間は恒温動物といって、外の温度に関わらず、体温をある一定の温度に保って生きています。

気温が低い
・皮膚などのカラダの表面の血管を細くして、体温の放出を防ぎます。
・震えて、筋肉を動かして体温を上げようとします。
・汗腺を閉じて熱を逃がさないようにします。
・鳥肌、体毛を逆立てる。

顔が青くなるのは、血管が細くなり、皮膚や筋肉の血流が悪くなるので、青白くなります。体温の低い人に青白い方が多いのは、こういったことからと言えます。
寒いとブルブル震えますね。あれは、筋肉を震わせて体温を上げようとする、人間に備わった、体を守る機構が働いている証拠であります。
体毛を逆立てることにより、体の表面に空気を溜めやすくして、熱が下がるのを防ぎます。


熱を逃がさない機構が多いのは、直接死の危険にさらされる氷河期を生き抜いてきたからかもしれません。

気温が高い
・血管を太くして、血流を促し、熱を放散します。
・汗をかいて、皮膚表面を濡らして、体温を下げようとします。

血管、血液は、全身に栄養を送るだけでなく、体の温度を調整するラジエーターの役割でもあります。血管を太くして、風に当る面積を増やして冷やす。
熱い地面に水を撒くと、地面が濡れて一時的に冷たくなります。打ち水をいわれるやつです。あれと同じように体の表面を濡らすことにより、水分と一緒に熱を蒸発させて、熱を逃がします。



人間というのは、代謝といって、食べ物を食べて、エネルギーに変えています。その際に熱を産生します。

さて、気温が高いとどういった影響が出るかです。人間は、体温が37℃前後です。最適な体温に保とうしているのですが、気温が上がると体温も上がってきます。体温が42℃を超えると、体内の生命維持に障害をきたします。

そこまで上がらないように、体温を下げようとします。体の維持機構がフルパワーで働きます。パソコンがファーんと大きな音を立てているようなあんな状態です。

上で書いたように、代謝といってエネルギーを作って、熱を産生する作業を頑張ってやって、すぐにまた冷やします。大変ですよね?

そんな大変なことをしているから、、体は疲労する、だるくなる、しんどくなる、思考が停止する、意識がもうろうとする。なるべく生命活動を低下させて、エネルギーを使わないようにする、人間の防御機構が働いた結果です。

ということもあり、夏は疲れるわけです。

夏に辛い物や酸っぱい物を食べるといいと言われます。


辛い物は一気に体温を上げ発汗を促すことにより、体温を下げると言われています。一気に上がるので、その差でより涼しく感じる?のかもしれません。また一気に体温を上げているので、水分を欲して、大量に水分を摂る。それにより、より発汗を促し、体を冷やすといわれています。

また、辛味成分は、胃液を分泌させて食欲増進させる効果があるといわれています。つまり、夏の暑さで疲労しているのでエネルギーが必要!食べてエネルギーを生み出せ!辛い!汗!辛い!食欲増進!食べる!食べる!エネルギー補充!
こんな感じでしょうか。



酸っぱい物はどうでしょう?

子どもの頃から、夏に限らず疲れている時は、酸っぱい梅干しを食べさせられました。

酸っぱい物にはクエン酸が含まれていて、これが疲労回復にいいといわれています。
夏は暑い!疲れる!疲労回復必要!クエン酸が疲労回復にいい!酸っぱい物食べる!疲労回復!元気!

こんな感じですかね。(笑)

自分自身そうでしたが、若いころは、全く酸味を欲しませんでした。暑いからといって、何で??という感じでした。
若いから、そういった助けが必要ないんですね。体が強いので、体温の調整、代謝、全てにおいて負担なく、疲労知らずでできていたということになります。(母親が知らず知らず料理に取り入れていたから、疲労回復が促されていたのかもしれませんが)

最近、酸っぱい物が美味しく感じるようになりました。味覚が変わってきたというのがあると思いますが、そういった疲労をクエン酸などの力を使って回復させる必要が出てきているんだと実感しています。老化というやつですね。

さて皆さんはいかがでしょうか?先人の知恵や言い伝えなどに合点がいくようになったら、老化していると自覚するときかもしれませんね。




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2017年8月3日木曜日

気軽に

鍼灸を気軽に受けられるようになる


鍼灸師の間でも、もっと一般の方に知ってもらって普及をしたい。そういった活動をされている方も沢山いらっしゃいます。

しかし、気軽に、或いはさくっと診てもらう。実はこれって微妙なことなんです。

お昼に飛び込みで来院された方がいました。前を通ったらオシャレな鍼灸院があったからとのこと。

嬉しい限りです。

腰と肩が気になるから、やってもらったら楽になると思って。

気軽というのが、どう捉えるかにもよるのですが、リラクゼーションや巷のマッサージ屋さんのように、訴えている場所を施術する。というわけにはいけません。

腰の痛みといっても、どういった痛みで、いつからあって、どんな時に痛いかなどでも大きく違います。
腰だけの問題なのか、内科的な影響なのか、既往歴や生活環境、仕事、食事や運動などなど、挙げだすとサクッとというわけにはいきません。
何度かいらっしゃっていて、ある程度患者さんの体を診ていたら別ですが、初診の方となると気になることが沢山出てきます。

実際、この方の場合でも、股関節や頸部の問題、成長期の変遷など、原因となる問題が問診や徒手検査、施術中の会話で沢山出てきました。

そういった場合、サクッと言われた場所にチョンチョンと鍼をするわけにはいかなくなります。

気軽に立ち寄っていただきたいのですが、こちらが気軽に施術をすることはありません。毎回真剣勝負です。体を診るということはそういうことと思っています。



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2017年8月1日火曜日

継続すること

鍼灸院にいていると、運動不足が原因で痛みや、つらさがあるかたが来院されます。

運動しましょうね。



病院、整骨院、鍼灸院問わず、何処に行っても言われることかもしれません。出来ないから痛みがでたわけで、やれと言われてもできない方が大半です。

やり始めても3日坊主で終わることが多いのかもしれません。何かを継続してやることは、非常に難しい。

勉強をやれと言われても、机に向かうはいいけど、何も進まない、夏休みの小学生と一緒です。

毎月購読している鍼灸雑誌の「医道の日本8月号」に、からだのリズムに書かれた記事がありました。
臨床や学術的な部分ではありませんが、首藤先生が臨床や様々なネタを面白く書かれています。

司馬遼太郎が、文章を書くのにもリズムが必要と書いていたことに触れ、臨床で鍼の施術をするのにもリズムが必要とおっしゃっています。3日4日休んだ後の1発目の治療は、なんとなくおぼつかないとおっしゃっていました。

確かにわかる気はします。

横浜時代は、毎日患者さんに鍼を打ちまくっていました。大阪に来て開業当初は、患者さんが少なかったので、鍼をする機会も少なく、たしかに変な感じでした。鍼灸師は、鍼灸院で働いたり、開業していないと、鍼灸以外のマッサージやリハビリなどをやる機会が多いです。僕自身整形外科勤務時代は、マッサージ、リハビリがメインでした。
そうすると、手が鍼のリズムを忘れるといいますかね。

鍼灸師は鍼を打ってなんぼなんだだとつくづく思います。

人間には、それぞれのリズムが備わっています。一日のサイクル、習慣、行動。一日の中で様々なことを行いますが、同じようなことを繰り返しています。

起床→トイレ→洗顔→食事→歯磨き→セット→出勤→電車→会社→仕事→昼食→仕事→退社→飲み屋→電車→帰宅→風呂→テレビ→就寝

ザクッとこんな感じだったとしましょう。これを繰り返していると、一番効率よく、体に負担がかからないように動くようになり、このリズムができています。

なので、例えば部署が変わる。上司が変わる。

そうなると、今までの流れが変わることがあります。そうすると、リズムが崩れるので、肉体的にも精神的にも疲れます。

運動

このリズムに運動を入れないといけません。時間、労力を考えると面倒です。やり出すとリズムが崩れます。しんどいです。しかも運動というのは、すぐに効果が出ません。リズムが崩されたうえに、しんどいだけなので、途中で挫折してしまいます。

まぁえぇか。

となるわけです。人それぞれ重きを置いているところは違いますし、できれば楽したいです。

でも、わかりきっていることなのですが、楽して健康は保てないんですよね。

日々継続してメンテナンスやケアをやっていかないと、健康を保つのは大変です。自分の生活のリズムの中に、自分自身のカラダのための時間を作る。

僕自身、ランニングを20年以上やっています。朝のほんの15分、20分です。夏は汗だくですが、僕の生活のリズムに組み込まれています。なので、さぼると体が落ち着きません。

皆さんのカラダのリズムに、運動を入れていただくと、よりよいものになると思います。

鍼灸もお忘れなく。




大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
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