2017年8月24日木曜日

やるのかやらないのか

ダンスを指導している方が、子供は余計なことを考えないので、飛んだり跳ねたり、恐いもの知らずでやる。なので上達が早い。
一方大人は、ケガしたらどうしよ、これはできないな、この動き俺にはちょっと、この動きをするためには、これとこれができないといけないからう~んといった具合に、知識や経験などがあるために、ブレーキをかけてしまう。だから、なかなか上達しない。

ようはやるかやらないか、この違いです。

色々な部分をはしょっているので、伝わらない部分もあるかもしれません。

それに、大人の場合、柔軟性、瞬発力、判断力、バランス、体の協調性など、あらゆる面で低下している場合があるので、仕方のないことなのですが、大人に関わらず子どもでも、やるかやらないかで大きく変わります。

ブレーキをかけると、筋肉は収縮して硬くなります。可動域は狭くなります。すべての動きの作用にストップをかけるので、できるものも出来なくなります。

一方、おもいっきりやってみると、体は収縮していないので、普段の可動域、力のかけ具合、全てにおいてアクセルを踏んでいます。能力以上のことは無理ですが、できないとおもわれているものも出来る場合があります。

勝てないと思っている相手には、絶対勝てません。勝てる、勝つぞと思っていないとかてないわけです。

体格差で劣る外人選手には、体の構造上勝てないと思っていたら、勝てない。モンゴロイドだから、農耕民族だから???
勝てると思ってプレーしたから、ラグビー日本代表は、南アフリカ代表に勝利することができました。

確かに、体格差で劣るアジア人が黒人を相手に勝つことは難しいかもしれませんが、何か方法はあるはずです。

ダンサーの大前光市さんが当院のコンデイション維持に利用されています。リオパラリンピックの閉会式でダンスをされた方なのですが、左足の膝から下がありません。義足です。義足のダンサーです。
ネットで名前を検索していただければ、そういったことは書かれていますのでご覧になってください。

大前さんのブログはこちら

義足でありながら、ダンスの一線で活躍されています。



「ブレーキをかけていたら、いつまでたってもできないですよ。常にアクセルを踏むようにしないと。

きっかけなんて些細な事です。褒められる、出来る、注目される、自信がもてるきっかけがあれば、誰でもできるようになる。最初は出来なくても、できるようになるために、自分から練習するようになります。眼の色が変わって、キラキラするようになりますから。」


そんな風におっしゃっていました。
そんな大前さん、毎回の施術は表裏合わせて、200本以上の鍼を打ちます。全身くまなくほぐして、いい状態をキープするためです。

「メンテナンスは練習と同じくらい大事です。これをしっかりとしていないと、ケガにもつながるし、いいパフォーマンスが発揮できない。固い筋肉でやるからケガをするし、スポーツ障害にもなる。だから、練習と同じくらい大事なんです。」

ダンスはコアの筋肉を酷使します。
脊柱起立筋、大腰筋、腸骨筋、臀部筋肉、外旋六筋など、そういった深部の筋肉を緩めるのには、長い鍼も使える北京堂式の鍼が最適です。
足をもっとスッと挙げるようになりたい。そんな方に是非体感していただければと思います。




大阪吹田-江坂駅の鍼灸院
吹田市豊津町18-4ウイニング・パラ江坂1B
電話:06-6821-3000

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